⑨ 大塚味噌醤油店(店舗は江戸後期、蔵は明治時代の建物)
昔は、ここで味噌・醤油を醸造販売してた建物です。
右の主屋は江戸後期、左の蔵は明治時代の建物です。
お店の横に蔵がついているのを、「袖蔵」といいます。この店の袖蔵には、鏝絵(こてえ)の技法でつくった絵型黒い漆喰の立派な看板が描かれています。昔の左官屋は、このような鏝(こて)の技が腕の見せどころでした。
主屋は二階が高いので、間延びした感じにならないよう「出格子」(出窓)にして、その上に庇をつけてデザインを整えています。
主屋の奥には、昔のままの座敷、中庭、蔵が残っています。